お彼岸
お彼岸が過ぎた頃から
朝夕涼しくなりました。
秋の気配が致します。
今日で9月が終わります。
いかがお過ごしですか。
季節の変わり目
どうぞどうか、心とお体お大事になさってくださいませ。
お彼岸に旅をしました。
お仕事を終えて終電に間に合うよう
急いで新幹線に乗りました。
大人になってよかったことは
新幹線に乗る機会が増えたことです。
父の仏前に手を合わせるため
瀬戸内の町へ行きました。
お墓は作れませんでしたが
お仏壇は護られています。
夜遅い時間でしたから
乗車のお客様はまばら
車内はとても静かでした。
眠っていらっしゃる方が目立ちました。
お疲れさまの今日一日を
きっと頑張られたのですね。
会いたい人、待っている人が
きっといらっしゃるのでしょう。
今日もお昼ご飯を食べ損じました。
急いで乗車したので
チョコやグミは購入できませんでした。
夜の車窓を鏡にして映る自分の顔が
少し疲れて見えました。
お腹が空いてるからと、勝手に理由付け。
到着したら駅構内のお食事処で
温かいものをいただこうと思いました。
旅は目的地へ向かうこと。
いつもいる場所から離れること。
車窓を流れる夜景を見ながら
いつもいる場所から離れるにつれ
景色が遠ざかるにつれ
自分に戻る気がします。
普段いそいそ過ごしています。
我振り返らず
沈思黙考とは程遠い日常です。
ひと月暮らせば、喜びも悲しみもあります。
これまでも、これからも
幾年月も続きます。
沈思黙考。
嬉しいことも悲しいことも
大切なこととして
心に沁み込んできます。
旅の窓辺で自分に戻ります。
目的の駅に到着しました。
あとひと時で今日が終わります。
駅構内のお食事処をのぞいてみました。
お店はすべて閉まっていました。
時すでに遅し。
本日の営業は終了しました。の札が・・・
お腹が空きました
空腹を感じるのは健康の証。
空腹感と静かな熱意があれば
まだ彼岸(あの世)は遠く思います。

