目線を少しだけあげれば
大晦日からずっと、いそいそと過ごしていました。
お正月も初日の出やお笑いをテレビで見た覚えもなく、世間はいつもの日常に戻っていました。
先日早朝、日の出の頃、仕事場へ車で向かっていました。
運転しながら目線を少し上げると、朝焼けの空が広がって見えました。
何色というのかわかりませんが、紫色と朱色が淡く混ざり合っていました。
きれいな空と色がしみました。
何千回も同じ道を通っていたのに初めて気づきました。
そして,少し余裕がなくなっていた自分を小さく恥ずかしく感じました。